皆さまこんにちは、2022年慶應連合三田会大会記念品部会の赤羽裕子です。

さて、大会当日まで残すところ3か月を切りましたが、皆さまにそれぞれの記念品のとっておきの情報を、どこぞの“〇BS とれたま。”ならぬ“KRS とれゆう!?”としてリポートしていきます。

記念品番号 7~10

甲州印傳 名刺入れ & L字型パスケース

「甲州印傳」を皆さまご存じでしょうか?

甲州印傳は、和紙を手彫りした型紙を染色した鹿革に重ね、その上からヘラにより漆を刷り込んでいきます。均一で美しい漆の凸凹は、高度な技術と研ぎすまされた職人の勘が命。

伝統の技と職人の美意識により、甲州印傳は今日まで多くの方に愛されてきました。家伝の秘法を継承し研鑽し続ける「印傳屋 上原勇七」と、伝統の技をいまの生活にプロデュースする「JIZAING」により、JIZAING × INDENが誕生しました。

鹿革に漆付けする独自の技法を創案した「印傳屋 上原勇七」は、天正10年(1582年)の創業以来、甲州印傳の持つ漆の繊細な輝きによって人々を魅了してきました。

鹿革のしなやかさと繊細な漆の文様。粋な遊び心が自分らしさを演出します。印傳は漆による装飾的な美しさはもとより、長い歴史の中で日本文化とともに進化し、機能性や実用性でも高く評価されてきました。風合い、色艶、文様、機能美など、印傳の多くの特長は日本の美意識やモノづくり思想を広く反映しています。

JIZAINGは世界的にみても質の高い日本の伝統工芸の価値に現代の感覚を加えることで、新しいライフスタイルに相応しい商品を提案しています。流行にとらわれないシンプルなデザインにより、印傳そのものの美しさを大切にしながら、使う人の個性が光る商品をブランドコンセプトとしています。伝統の美意識を新しいライフスタイルへ。連合三田会の皆様が、和の新しい魅力にあふれた作品をもち、世界に発信いただけるようなものに仕立てています。

本物を求める三田会の皆さまのために、今回の記念品は“唯一無二のオリジナルデザイン”をご提供いただきました。

慶應義塾大学・三田キャンパスの旧図書館とペンマークをメインに、慶應連合三田会オリジナルの絵柄をデザインいただき、数量限定での作成をお願いしました。

ペンマークと旧図書館をモチーフにして柄をつなぐのは、印傳伝統文様の「檜垣」という柄です。こちらは檜の薄い板を網代に編んで作った網目を表現しています。

三田会の皆さまには、センス良く、そしてこの時にしかできないデザインを手にしていただき、大切に末長く使っていただけることでしょう。

人と人のつながりを、ペンとペンが、つないでいく。

まさに、2022年連合三田会大会につながる思いを柄で表現しております。

ぜひ大切に使っていただきたい逸品です。

どうぞよろしくお願いいたします。

→ 【07】 甲州印傳 名刺入れ 紺革×赤漆

→ 【08】 甲州印傳 名刺入れ 紺革×白漆

→ 【09】 甲州印傳 L字ZIPパース 紺革×赤漆

→ 【10】 甲州印傳 L字ZIPパース 紺革×白漆