皆さまこんにちは、2022年慶應連合三田会大会記念品部会の赤羽裕子です。
ハイブリッドで初めて開催される慶應連合三田会大会、着々と準備が進んでおります。皆さまにそれぞれの記念品のとっておきの情報を、どこぞの“〇BS とれたま。”ならぬ“KRS とれゆう!?”としてリポートしていきます。
記念品番号 11
SIONE(シオネ)オリジナルフリーカップ2点セット
3シートでお引き換えいただける、SIONEのオリジナルフリーカップを本日はご紹介いたします。
実はこちらのSIONEさんの器は、原宿で取り扱いをしていた時も、一度購入いただいた方から、何度もお問い合わせのあるほど、本当に素敵な器です。
SIONEの開発コンセプトは、HPによると以下となっています。
SIONEは器を中心とした《読む》プロダクト。
茶の湯をはじめとした伝統文化
そのこころの意味を問い直し、
モノガタリのある「かたち」として器に込めている。
例えばひとつの小説を読み終えたときの余韻のような
例えば特別な洋服に袖をとおしたときの高揚感のような
SIONEの器は日常の生活を非日常に切り替える。
今回のカップも透き通るような白い器に、金色の繊細な絵付けが大変美しいカップです。
絵柄のテーマは『春の風と幸せを運ぶ鳥』
春の風という意味の「花信風」
春の初めに花の開くことを知らせる風にゆらゆらゆらめく、花や木
そこに幸せを運ぶ鳥がやってきた様子を描いていただいています。
日々変わる風の香り、そしてその花の香りに誘われてやってきた鳥たち
日常がいつもと変わらないことこそに、幸せがあることを改めて気づかせてくれるような絵柄です。
美しいフルーツや、デザートをいれていただいても良いですし、夏には、冷たいお蕎麦や、そばちょことしても、または、そのまま緑の美しい緑茶や、コーヒーをいれていただいても、何をいれても映える器となっています。時には、お庭に咲く、小さな花を活けていただいても良いかと思います。
このオリジナルデザインは今回の連合三田会大会だけのために、デザイナーのSHOWKOさんが、考案してくださいました。
SHOWKOさんは、330年続く茶陶の窯元「真葛焼」に生まれました。しかし、「真葛焼」の古くからのしきたりで、跡継ぎを許されませんでした。
真葛焼の繊細な技術を幼いころから見て育ったSHOWKOさん。
佐賀での陶芸修行の後、2005年京都に戻り自身の工房を立ち上げ、陶板画作家として独特の技法で制作をはじめ、その後グラフィックデザイナーとしての経験をもとに器の可能性を探求。2009年に工房を法人化し、「SIONE(シオネ)」を立ち上げました。
日本をはじめ、ミラノ、パリ、中国、台湾などでも活躍されています。
都内有名ホテルの客室や、京都の有名ホテルのスパでもSHOWKOさんの器に出会うことができます。
また器の梱包も大変美しく、まるで素敵な宝物を手に入れたような気持ちになることは間違いありません。
SHOWKOさんは以下のようなメッセージをHPにあげていらっしゃいます。
ヤキモノは、私たちの年齢よりも遥か遠く未来まで届く手紙のような存在と考えています。
何度も塗り、焼き重ねることによって、立体感を増す陶板画、古典文様と現代文様を組み合わせて制作した器や、物を販売しているようで、実は時間を売っている。
そんなブランドが造りたいと始めた自らものがたりを語り継ぐSIONE。
直線と曲線、古典と現代、夜と朝。古代から未来へ、脈々と継がれて行く、儚く美しい「生命の讃歌」を活動を通して表現しています。
いくつか揃えていただいても、どんな用途にもつかえるので、長く、だれかに伝えられる記念品になるに違いありません。
裏面には、そっとペンマークを入れていただいております。
なかなかお目にかかれない、SIONEの器、この機会にぜひ塾員の皆様の新しい美しいコレクションとして、お迎え入れていただきたい一品です。
どうぞよろしくお願いいたします。